【リグレジャパン】夢を真に。業界初の女性用オナホール「クリプリ」

 今回ご紹介するのは、リグレジャパン様の「クリプリ」。なんと、女性専用のオナホールでございます。

指紋まで映る小ささ

 オナホールといえば、男性のもの。歴史を辿れば江戸時代や鎌倉時代の文献にオナホールに酷似したものが記録されているとのことですが、その歴史上で現代に至るまで「女性のためのオナホール」などは見つけることはできません。
 リグレジャパン様のコンセプトは「あなたの“欲しい”を作りたい」。今でになかったもの、他にないアダルトグッズを制作する事をテーマとされているそうです。このクリプリには、もしかするとアダルトグッズ史を紡ぐ一文となる可能性が秘められているのかもしれません。

素材

 通販サイトでは多くのお姉さま方がレビューされていましたが、さわり心地は「すあま」「求肥」にそっくりでございます。幼少のころお正月に触った炊き立てのお餅の、あのとろけそうな弾力が思い出されます。肉体で言うならば限りなく脇に近い二の腕の余肉のような感触です。
 男性用オナホールに使われる「エラストマー」という素材が使われているそうです。こんなにも甘き肉包に男性の方々はペニスを……。女性のクリトリスと男性の亀頭は同等にあるといいます。期待してしまいます。

Let’s プレイ

祈りましょう。

◾️STEP1:クリトリスにあてる

 小さく空いている穴をクリトリスにはめてみます。触っているだけでも癒しを覚える素材です。感触を楽しむ分にはあてがうだけでも良いのですが、それが性的な快感につながるわけではございません。
 「包茎」。これは女性にも当てはまる単語であることを忘れてはなりません。性的興奮を覚えると自ずと剥けるそうなのですが、通常時、敏感なクリトリスは皮膚に厚く守られています。このクリプリで快感を得るにはクリトリスを、その、早い話、「勃起」させる必要がございます。

◾️STEP2:「勃起」を試みる

 1つ前にご紹介した「Tara」のような吸引ローターがあれば勃起させるのも簡単なのかもしれませんが、解脱済みのため使うことは叶いません。両の人差し指で皮を上下させ、いわゆる「扱く(しごく)」というものなのでしょうか、男性の方々がなさるその方法を真似するつもりで致してみました。
 継続していると、扱きながらクリトリスに微かに当たる爪先のくすぐったさなどのおかげもあり、快感が募ってまいります。しかし、「勃起している」とハッキリと自覚することは難しく、見た目にも違いがあるような、無いような……。ただ、もっと気持ちよくなりたいという欲求は芽生えてまいりましたので、改めてクリプリをあててみましょう。

◾️STEP3:ローションを塗布、あてる

 やはり素材感だけで快感を得るのは難しく、男性もオナホールを使う時はローションが必須といいますので、クリプリにもローションを塗布(クリプリには付属でローションがついております)。

 いよいよ本番という心持ちで、先ほど人差し指で扱ったのと同じように、クリトリスを凹部にあてこみ扱いてみます。
 ひんやりとしたローションの滑りや、素材の弾力ににちにちとした粘り気が加わるのはとても扇情的なのですが、クンニや振動などに比べると、この甘い弾力のみですとどうしても刺激が漠然としてしまいます
 しばらく続けてみますが…………うん。
 性的絶頂を与える為というよりは、「女性のオナホール」という1つの夢を見させてくれるまでに留まりそうです。

事後報告

 やりたいこと、目指していること、発想はとても共感しますし、大変心躍る「女性のオナホール」でございますが、現時点ではどうしても男性の真似事に過ぎないと申し上げざるを得ません。これは果たしてクリトリスのサイズ感によって変わるものなのでしょうか。
 と申しますのも、レビューでは女性から男性へと身体を移行されたFtM(Female to Man)の方で「ホルモン注射によりクリトリスが肥大化しているのでとても良い」と仰っている方もいらっしゃいますので、そもそも全ての女性向けでは無いのかもしれません……。
 「アダルトグッズ史の一端をほんの少し垣間見る」そんな心持ちで使ってみるには大変興味深いアイテムかと存じます。またさらに実用的な(イケる)ものが開発されれば、わたくし達女性のプレイタイムに小さな革命を起こしてしまうのではと、やはり淡い期待を抱かずにはいられません。

 それはそうとふと思ったのですが、クンニ。未だ満足のいく舌に出会えておりませんクンニ用のオモチャも、この素材であればゴムやシリコンを使うよりもずっと本物の舌に近づけるのではないでしょうか……? もしかするとそんなオモチャも、既にあるのかもしれません。

今回特筆すべきはやはり
“蜂蜜、愛、自己。甘いものはどれも曖昧な姿をしている”
これに尽きるでしょう。

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【本日の絵画】
アウグスト・アレベ
「蝶々」

2件のコメント

  1. 今回もとても面白く拝読しました。私の日常では縁のない世界ですが、とてもわかりやすく興味を感じます。

    この世界、奥が深いものだと感心しています。

    いいね: 1人

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