何かしらに信仰心をお持ちのお姉さま方にご挨拶いたします。
シスター・オナンと申します。普段は俗世にて通勤電車にぎゅうぎゅうになりながらお布施を稼ぎ、日の本で生活しているアラウンド・サーティーです。人波にもまれたり流されたりしながら平々凡々に生きてきたわたくしですが、1つだけ悩みがございます。
それは、オナニーがやめられないこと。

病名がつけられるようなヘヴィなものではありませんし、人様にご迷惑をかけるということも今のところ無いのですが、わたくしは非常に悩んでおりました。
オナニーをしたくなる理由。それは私にとって生きることそのものだからです。
人様がいちいちなさる仕草や、風だとか工事の音だとか、とにかく我が身に降りかかるあらゆることに触覚や聴覚、嗅覚などの五感がいともチープに反応してしまうのです。不躾ながら要約すると、「すぐにイキたくなってしまう」のです。
アラウンド・サーティーも佳境となった今年。いい加減自分を律したい。というか単純にこのままでは色んな意味で危うい。ですが、30余年生きてきたばかりに、己を律するなんてことがわたくしに不向きであることは火を見るよりも明らか。性欲を禁じたところで、3晩足らずで禁を破る快感に負けるに決まっています。(実際おナニーを禁じると、淫夢による誘惑がヒドいのです。)ならば……
ならば、性欲ととことん理性的に向き合えば良いと考えました。自らの感度を抑圧するのではなく、感じて、感じて、感じて、何も感じなくなるまで自らを追い込めば良いのではないか、と。
ストレスを解消する最も効率的な方法は、ストレスを殴り殺すこと。
そこで向き合い方にうってつけだとひらめきましたのが、お姉さま方にアダルトグッズをレビューし、ご紹介することです。
その上で、2つのルールを設けます。
【 絶対にイッてはならない。 】
【 他者と交わってはならない。 】
――殺して良いのは殺される覚悟をもった者だけだ。
そんな風な戒律がわたくしのバイブルにはあった気がいたします。この2つのルールは性欲ときちんと向き合う上での覚悟のようなものございます。
さて、少しくだくだしくなってしまいましたが、終わりになります。
個人ブログという形ではありますが、ここで出会えた奇跡のようなお姉さま方。今後ともどうぞそうぞ、監視のほどをよろしくお願い申し上げます。ゆく果てに、性欲と性癖にとっての祝福がありますように。

〈悔い改めたマグダラのマリア〉
シスター・オナン